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消費者庁の景品表示法の一部変更(2023年10月1日施行)に伴う表記をしております。
大地震が起これば、断水が1週間ほど続く恐れがあります。その間、トイレは使えません。無理に流すと、破損した排水管から漏れ出てトラブルになることも…。
- 断水したらトイレはどうしよう…
- おすすめの非常用トイレを知りたい
- 女性用の衛生用品を準備しておきたい
この記事では、防災のプロが一押しする「簡易トイレ」と災害時に必要な「女性用グッズ」をご紹介します。
私は気象予報士・防災士です。
災害対策の専門家として、さまざまな防災グッズを使用・レビューしています。
トイレは生活で欠かせないもの。簡易トイレは絶対必要な防災グッズです。レビュー商品はオシャレなデザインかつお得な価格で用意できます。
被災時は女性特有のお悩みも大きな問題。男性が中心の避難所運営や生活支援が行われ、生理用品の手配が手薄になります。
そのためトイレでよく使用する、女性用サニタリーグッズも一緒に用意しましょう。
男性の方も大切な奥様やお嬢様を守るために、ぜひ最後までお読みくださいね。
簡易トイレとは?【断水しても使える非常用トイレ】
「簡易トイレ」とは、水なしで使える非常用のトイレです。
トイレに「排便袋」を被せ、「凝固剤」で排泄物を固めて消臭抗菌します。断水時だけでなく、渋滞時やアウトドアなど近くにトイレがないときも使えます。
人は1日に5回ほどトイレに行きます。
大災害時の断水は1週間ほど続くため、1人あたり35回分のトイレセットが必要です。
家族人数 | 必要なトイレセット数 (1週間分) |
---|---|
1人 | 35回分 |
2人 | 70回分 |
3人 | 105回分 |
4人 | 140回分 |
5人 | 175回分 |
【レビュー】非常用簡易トイレ ポイレ|コスパ最高・シンプルなデザイン
簡易トイレ「ポイレ」の使い方やメリット、商品種類をレビューします。機能性・デザイン性が高く、お得な価格なので、本当におすすめの商品です。
「ポイレ」の使い方はとても簡単です。周りを気にする年頃のお子さんも1人で使えます。手順は以下のとおり。
- 便座に排便袋をセット
- 用を足す
- 凝固剤をふりかける
- 排便袋をしばって閉じる
使い方は動画でも確認できます。
ポイレには丁寧で分かりやすい説明書も入っているので、被災時もスムーズに使えます。
簡易トイレには多くの商品があります。代表的な商品は良くも悪くも内容に大差はありません。
ただ、「ポイレ」だけのメリットが主に以下2点あります。
- 最高のコスパ
- どこにでもなじむデザイン
「ポイレ」は代表的な簡易トイレのなかで、トイレ1回分の費用が最もお得です。
商品 | 価格 | セット数 | コスパ (1回分) | 保存年数 |
---|---|---|---|---|
ポイレ (シンプルタイプ) | 4,860円 | 80回 | 61円 | 15年 |
トイレの女神 | 8,980円 | 100回 | 90円 | 15年 |
SANYO80 | 5,610円 | 80回 | 70円 | 15年 |
防災トイレ24時 | 5,980円 | 50回 | 120円 | 10年 |
機能性も高いです。排泄物は凝固剤でしっかり固め、消臭抗菌。専用のポリ袋に入れれば、臭いを感じませんでした。
大災害時は、ごみ収集が来られないため、自宅に置く必要があります。そのため消臭力は重要。保存期間も超長期の15年なので、買い直す手間が当分かかりません。
「ポイレ」はシンプルなデザインなので、どこに置いてもインテリアになじみます。
トイレや洗面所に置いても良し、リビングに置いても良いです!
一方、他の簡易トイレは一般的な掃除用品のような目立つデザイン。「トイレ感」が強いので、目に付く場所に置きにくいです。
目に付かない場所だと、いざというときにすぐに取り出せません…。
被災したときに重要なのは、すぐに簡易トイレを使えること。家族全員がパッと取り出せる場所に保管しないといけません。
例えば、奥様のみが保管場所を知っているのはNG。奥様不在のときに被災すれば、保管場所が分からず、トイレができません。
「ポイレ」は保管場所を選ばず、家族全員がすぐに使えるのがGoodポイント。
「ポイレ」は「備蓄用の箱型」と「携帯用の個装」の2種類あります。
自宅には「備蓄用」、外出・アウトドア時は「携帯用」がおすすめ。それぞれ詳細を説明します。
箱型は3つあります。デザインや使用個数は違いますが、凝固剤などの中身は3つとも同じです。
- シンプルタイプ(80回分)【コスパ最高商品】
- BOXタイプ(80回分)【トイレになる外箱付き】
- momo(50回分)【主に1人暮らしの方向け】
シンプルなデザインなので、どこに置いても周りに溶けこみます。2人なら、1箱で1週間ほどトイレができます。
トレイ1回分のコスパが最高なので、家計にやさしい商品です。
無地で落ち着いたデザイン。リビングなど目立つ場所に置いても、インテリアになじみます。2人家族なら、1箱で1週間ほどトイレができます。
外箱は即席の「トイレ」としても使えます。
万が一、大地震などでトイレ本体が壊れたときに活用しましょう。
80回分なので中身はたっぷり。15年も保存できるので、これで当分安心です。
50回分なのでmomoは1人暮らしの方におすすめです。1人なら1箱で1週間以上トイレができます。
パステルカラーのかわいいデザインです。
トイレ・洗面所などにもよくマッチします。高さもトイレットペーパーほどとコンパクトに保管できます。
家族が多ければ、シンプルタイプやBOXタイプにmomoをプラスしてもOKです。
トイレ1回分のセットが個装されています。外出・アウトドア・渋滞時などで近くにトイレがないときに活用できます。バッグに常に入れておくのがおすすめ。
【女性用品】被災したときに必要な「フェムケアアイテム」6選
断水が起こると入浴できず、不衛生な生活が続きます。被災のショックで突然月経が来ることも。
デリケートゾーンが清潔でないと、ニオイの元だけでなく、炎症になることがあります。被災・避難時に体調が悪くなる原因の一つです。
そこで主に以下6つの生理用品(フェムケアアイテム)が必要です。
しっかり吸収し、抗菌防臭効果もあるため、断水時もお役立ちするアイテムです。汚れが付きにくく、ニオイも抑えます。
おすすめは「エミリーウィーク」の吸水ショーツ。吸水と防水機能、オーガニックコットンでやさしい素材です。
経血を受け止める月経ディスク(カップ)を備えておけば安心です。
新アイテムの「MOLARA」は以下の点でおすすめ。
- 使い捨て(衛生的)
- 月経カップより快適に過ごせる
- ニオイが出ない(経血が空気に触れないため)
- 月経カップより容量が59mLと多い(最大12時間の装着可能)
災害時はもちろん旅行など外出時にも役立ちます。
被災地で女性からのニーズが高いアイテムの1つ。事前に用意すれば、配布を待たずにすぐに使えます。
「ナトラケア」の2つの商品は特におすすめ。植物性パルプを用いているので身体を冷やさないです。
一般的なナプキンは石油性なので冷えの原因にも。冬の被災では気を付けたいポイントです。
お手軽に汚れを落とせます。トイレのときに一緒に使うのがおすすめ。日常使いに加え、常に2~3個ほど備蓄しておけば、被災時もすぐに使用できます。
災害時はゴミを捨てられず、臭いが問題になります。消臭機能付き袋にナプキンなどを入れれば、臭いが気になりません。安心してゴミを捨てられます。
ビデを使えば、おりものを身体内部から洗浄できます。ウェットシートと一緒に使うことで、デリケートゾーン全体が清潔になります。
【まとめ】簡易トイレ「ポイレ」と「フェムケアアイテム」を用意しよう
トイレは我慢できません。簡易トイレは絶対必要なアイテムです。
フェムケアアイテムも一緒に準備し、被災後、少しでも快適な生活を送りましょう。
- 最高のコストパフォーマンス
- オシャレなデザイン
- 女性のお悩みも解決
上記3点がご希望であれば、ぜひ「ポイレ」と「フェムケアアイテム」をご検討くださいね!
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~フェムケアアイテム5選【一緒に用意!】~
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