【防災士が超厳選】最強 防災用ヘルメット 折りたたみ式 おすすめ2選|実際に強度検証

【防災士が超厳選】最強 防災用ヘルメット 折りたたみ式 おすすめ2選 レビュー

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消費者庁の景品表示法の一部変更(2023年10月1日施行)に伴う表記をしております。

こんな「お悩み」はありませんか?
  • 防災用のヘルメットを探しているが、どれがベストか分からない
  • コンパクトに保管できる折りたたみ式が良い
  • ヘルメットの強度を実際に確かめたい

各地で地震や豪雨など災害が多発しています。南海トラフ巨大地震・首都直下型地震などの大災害は高い確率で発生します(詳しくは以下の記事を参照)。

【発生確率90%超!?】防災準備が今すぐに必要な重大な理由|簡単解説

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いつご自身やご家族が被災者になってもおかしくありません。

あらゆるヘルメットの強度を調べた「防災士・気象予報士」が超厳選、2つのヘルメット「Crubo」と「オサメット」をレビュー

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どちらもA4サイズなので本棚・引き出しなどに収納できるのがうれしい

この記事を読めば、安全でコンパクトに保管できる「折りたたみ式防災用ヘルメット」の詳細が分かります。

災害時にご自身・ご家族の大切な頭部を守るため、ヘルメットは必須のアイテムです。

Crubo

より簡単に組み立てたい
(オサメットより簡単)

多くの荷物や乳幼児を背負う、一家の中心的役割の方向け
(オサメットより前頭・後頭部への衝撃に強い)

子供から大人まで幅広い頭囲に対応

防災用以外にDIY・キャンプなどの作業でも使用したい

オサメット

よりコンパクトに保管したい
(Cruboよりスリム)

ヘルメットを被った際の負担感をより減らしたい
(Cruboより軽量)

頭囲が62cmを超える人
(64cmまで対応)

ふるさと納税でお得に入手したい

※ 頭囲:眉のやや上と後頭部の最も外に出ている部分を通り囲った長さ

【子供用(頭囲:50〜56cm)】オレンジ・ホワイト・ブルー
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【比較】Crubo(クルボ)とオサメット|組み立て方・サイズに違いあり

ヘルメット見た目比較
製品名Crubo(クルボ)オサメット
主な特徴・回転式(組み立て)
・子供から大人まで対応
・作業※1
としても使用可
・押し出し式(組み立て)
・頭囲の長い人にも対応
・最薄サイズ(収納時)
頭囲
サイズ
47〜62cm55〜64cm
※ジュニアサイズ版あり(50〜56cm)
大きさ幅×奥行き×高さ
20.8×27.8×14.0cm
20.8×27.8×8.0cm(収納時)
幅×奥行き×高さ
21.0×28.1×13.2cm
21.0×28.1×4.5cm(収納時)
重さ約420g約375g
カバー材質ABS樹脂(高強度・高耐衝撃性)ABS樹脂(高強度・高耐衝撃性)
カラーホワイト・オレンジ・ブルーホワイト・オレンジ・ブルー
交換目安防災用:6年(作業用:3年)6年
メーカー谷沢製作所(日本製)加賀産業(日本製)
参考価格4,000円ほど4,000円ほど
備考・国家検定試験合格品
(飛来落下物用※2&墜落時保護用※3
・収納袋付き
・国家検定試験合格品
(飛来落下物用)
・ふるさと納税でも入手可能
※1 作業:家庭でのDIYやキャンプでの作業など(バイク・自転車は除く)
※2 飛来落下物用:飛来物・落下物などの危険防止・軽減機能(主に頭頂部の衝撃を軽減)
※3 墜落時保護用:墜落(転倒など)時の危険防止・軽減機能(主に前頭部・後頭部の衝撃を軽減)
ヘルメット大きさ比較

収納時の大きさや組み立て方、頭囲サイズに違いがあります。

【レビュー】Crubo(クルボ)|上部を回転させるだけでOK

Cruboの写真

おすすめできる人

  • より簡単に組み立てたい(オサメットより簡単)
  • 多くの荷物や乳幼児を背負う転倒するリスクが高い人
    (オサメットより前頭・後頭部への衝撃に強い)
  • 子供から大人まで幅広い頭囲に対応したのが良い
  • 防災用以外にDIY・キャンプなどの作業でも使用したい
Crubo外観

【組み立て方】一瞬で完了

説明が不要なほど簡単ですが、以下の手順で組み立てます。

Crubo組み立て方
※以下公式動画ではヘルメット内部のヘッドバンド(後頭部にあるベルト)を最初に下げています。

詳細はメーカー公式動画でも確認できます。

タニザワ公式動画(組み立て、折りたたみ方法)

折りたたみ方は基本的に組み立て方と逆です。

Crubo折りたたみ方
※公式動画ではヘルメット内部のヘッドバンド(後頭部にあるベルト)を折りたたみ最後に上げています。

【被った感覚】通常のヘルメット同様の安心感

Crubo被った写真
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あごひもと後頭部のベルト(赤枠)でぴったり固定でき、安定感抜群!

かがんでもずれないのは身動きの激しい避難時も助かります。

【大きさ】収納すると半分の大きさ

Crubo薄さ比較

収納すれば約半分の高さになり、持ち運びやすいです。

左下は製品付属の「収納袋」

ヘルメット内部の発泡スチロールが頭部全体をおおっています。

落下物だけでなく、がれきなどで転倒したときの前頭・後頭部の衝撃緩和に優れています(オサメットより厚み・重みあり)。

多くの荷物や小さい子供を背負うなど親御さんには「Crubo」がおすすめです。

【衝撃動画】強度・耐衝撃性の確認|実際に検証

独自に強度・耐衝撃性の安全性を検証。国家検定よりかなり厳しい条件、かつ実際に起こりそうな危険なシーンを想定したテストを実施しました。

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国家検定試験の約5倍の衝撃(エネルギー)をヘルメットに与えました。

  • 約7kgのコンクリートブロックを約2mの高さから落下
    (身長1.7mの人なら高さ4m程度からの危険物落下に相当)
  • ヘルメットに損傷(凹みなど)がないか確認

    ※国家検定は重さ3kgのつちのような物体を高さ1mから落下
    ※周囲の安全を十分に確認した上で実施
    ※コンクリートブロックは自身で購入した物を使用
使用したコンクリートブロック(約7kg)

以下検証動画です。

ヘルメットの上部にキズが付いたものの凹みなどの損傷はなく、高い強度を発揮しました。

Crubo実験後写真
損傷跡からコンクリートブロックの横端が直撃したことが分かる

ヘルメット内部の損傷もなく頭部がしっかり守られていることが証明されました。

Crubo実験後(内部)
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災害時、ヘルメットを被っていない状況で起こったとするとゾッとします。

Crubo・オサメットともに「国家検定合格品(保護帽の規格)」ですが、個人的には「国家検定」自体に疑問を持っています。

なぜなら「国家検定合格品」でも明らかに強度が低く、私の手でも破壊できるヘルメットが何点かあるからです。Crubo・オサメットは破壊できなさそうなヘルメットだったので厳選前から目星を付けていました。

国家検定を調べると、労働安全衛生法に基づき、「保護帽の規格」が昭和51年(1976年)から適用され、それ以降の改定はなし

検定試験を確認すると「重さ3kgのストライカ(つちのようなもの)を1mの高さから自由落下させる」とあります。

非常にゆるい条件で手で壊せる理由がはっきりしました。よって、「国家検定合格品」=「高い強度の製品」とは判断はしづらいです。実際の災害では、より重い物体がより高い位置から落下します(建物のコンクリート片など)。

1976年から阪神淡路大震災・東日本大震災など大災害を経ているため、「保護帽の規格」は時代に合わせて見直す必要があります(個人的見解)。

参考:厚生労働省「保護帽の規格」第六条 試験方法

【保管方法】すぐに取り出せる場所に保管しよう

Crubo保管

A4サイズなので、本棚・引き出しなどに収納できます。ただ、転倒の可能性が高い縦長の本棚だとヘルメットを取り出せないことがあるため避けましょう。

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災害時すぐに取り出せる場所に保管してくださいね。

夜間の避難ではLEDライト(ヘッドライト&懐中電灯)も必須です。ヘルメットに装着できるおすすめのヘッドライトは以下記事を参照(Cruboの箱に同封でき、楽々保管)。

【最適解】おすすめのLEDヘッドライト&懐中電灯「ジェントス」|単身からファミリー層まで

【作業用としても使用可】DIY・キャンプなど

Cruboは家庭での作業用としても使用できます(オサメットは完全に防災用)。

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DIYやキャンプのテント組み立て時などに併用できるのはうれしいです。

【注意】作業用として使用する場合
  1. 工業用、バイク・自転車用としては使用できません。
  2. 作業でのキズや屋外の紫外線などで劣化するため、外観に変化がある場合などは早めに交換しましょう。

【レビュー】オサメット(osamet)|スリム・軽量で抜群の収納性

オサメット全体写真

おすすめできる人

  • よりコンパクトに保管したい(Cruboよりスリム)
  • ヘルメットを被った際の負担感をより減らしたい(Cruboより軽量)
  • 頭囲が62cmを超える人(64cmまで対応)
  • ふるさと納税でお得に入手したい
オサメット外観

【組み立て方】押し上げるだけでOK

説明が不要なほど簡単ですが、以下の手順で組み立てます。

オサメット被り方
加賀産業公式動画(使用方法)

メーカー公式動画もあります。黄色の3箇所が「カチッ」と鳴るのを確認するため、組み立てやすさは「Crubo」の方が単純です。

オサメット(裏)黄色3箇所
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ただ、オサメットも十分に簡単です。

【被った感覚】軽いので動きやすい

オサメット被った写真

Cruboと同様、あごひもと後頭部のベルトでぴったり固定でき、安定感抜群です。

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Cruboより50gほど軽いので、ご高齢の方やお子さんにはオサメットが良いです。

【大きさ】収納時は厚さ4.5cmの極薄サイズ・持ち運びが楽

収納すれば約3分の1の高さになり、かなりスリム、持ち運びやすいです。

オサメットリュック収納

【衝撃動画】強度・耐衝撃性の確認|実際に検証

Cruboと同じ条件で国家検定の約5倍の衝撃をヘルメットに与えました。

  • 約7kgのコンクリートブロックを約2mの高さから落下
    (身長1.7mの人なら高さ4m程度からの危険物落下に相当)
  • ヘルメットに損傷(凹みなど)がないか確認

    ※国家検定は重さ3kgのつちのような物体を高さ1mから落下
    ※周囲の安全を十分に確認した上で実施
    ※コンクリートブロックは自身で購入した物を使用

以下検証動画です。

オサメットもヘルメットの上部にわずかなキズが付いたものの損傷はなく、高い強度を発揮しました。コンクリートブロックを真っ二つにする強靭さです。

ヘルメット内部の損傷もなく頭部がしっかり守られていることが証明されました。

オサメット実験後(内部)

【保管方法】すぐに取り出せる場所に保管しよう|5パターンの置き方あり

オサメット保管

本棚・引き出しなどに収納できます。オサメットの箱は5パターンの置き方があり、フックにもかけても良いです。

引用:オサメット製品カタログ
オサメット5way保管パターン
実際の5Way仕様パッケージの写真
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取り出しやすいパターンで保管できるのは便利ですよね。

【注意】オサメットは「完全防災用」

オサメットは完全に防災用として設計されています。

家庭でのDIYやキャンプでの作業でヘルメットを併用したい人は「Crubo」がおすすめ

夜間の避難ではLEDライト(ヘッドライト&懐中電灯)も必須です。

ヘルメットに装着できるおすすめのヘッドライトは以下記事を参照(Cruboの箱に同封でき、楽々保管)。

【最適解】おすすめのLEDヘッドライト&懐中電灯「ジェントス」|単身からファミリー層まで

【オサメットジュニア】小さい子供向け|小学校低学年以下

小さい子供(小学生低学年以下)向けにオサメットのジュニア版があります。

  • 頭囲:50〜56cm
  • 大きさ/重さ/材質:オサメットと同じ

Cruboは47cmから対応していますが、より軽いヘルメットが良い場合は「オサメットジュニア」がおすすめです。

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【ふるさと納税】実質2,000円以下でお得にゲット

オサメット(ジュニア)はふるさと納税で返礼品としてお得に入手できます(ポイント還元などで実質2,000円以下)。

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【おすすめ】Crubo(クルボ)とオサメット|最強防災用ヘルメットな7つの理由

Crubo&オサメットが最強ヘルメットである7つの理由【超厳選条件】

店舗・ネット上には様々な折りたたみ式防災用ヘルメットがありますが、どれでも良いわけではありません。

製品仕様を調べ、実際に手に取り、強度や細部を確かめる必要があります。防災用ヘルメットの7つの厳選条件を以下に掲載します。

  1. 国家検定合格品
    厚生労働省「保護帽の規格」
  2. 形状が球形か(本来のヘルメットに近い形か)
    山型など特殊な形状は、落下物などの衝撃が一部に集中し、破損・負傷する可能性あり
  3. 強度・耐衝撃性に優れるか材質か(ABS樹脂など)
    ポリエチレン製などは耐衝撃性に劣る
  4. ヘルメットの組み立て作業は簡単か
    突然起こる地震などはすぐに被れるかがポイント
  5. あごひもがありしっかり固定できるか
    慌ただしい避難時はヘルメットが「落ちない&ずれない」が重要
  6. 被りやすいか
    頭囲サイズは幅広く、軽量であるか
  7. 壊せなさそうか
    簡単につぶせそうな製品が何点かあり【本当】※私は筋肉質ではない
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条件をすべてクリアしたのが「Crubo」と「オサメット」です。

【注意】「防災ずきん」は基本的に使用しない

「防災ずきん」はヘルメットより強度・耐衝撃性に劣るため推奨しません。

(乳幼児などヘルメットの装着が難しい場合は除きます。)

【まとめ】最強 折りたたみ式 防災用ヘルメット|Crubo(クルボ)とオサメット

Crubo&オサメット(ブログまとめの写真)

防災士が超厳選した2つの防災用ヘルメットをご紹介しました。独自の衝撃テストにも耐えた、強度・安全性の高い製品です。

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頭を守るのは最も重要な行動です。

被災後にヘルメットを探しても、欲しい人が殺到するため、入手は非常に困難です。

平時の今こそ家族分(離れた両親などにも)しっかり準備しておきましょう。

被災時に後悔・怪我しないよう、「今」の準備で「命運」が分かれます

Crubo

より簡単に組み立てたい
(オサメットより簡単)

多くの荷物や乳幼児を背負う、一家の中心的役割の方向け
(オサメットより前頭・後頭部への衝撃に強い)

子供から大人まで幅広い頭囲に対応

防災用以外にDIY・キャンプなどの作業でも使用したい

オサメット

よりコンパクトに保管したい
(Cruboよりスリム)

ヘルメットを被った際の負担感をより減らしたい
(Cruboより軽量)

頭囲が62cmを超える人
(64cmまで対応)

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