【隠れ名機!】Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 レビュー|他機種とも比較

アイキャッチ Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 レビュー|他機種とも比較

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消費者庁の景品表示法の一部変更(2023年10月1日施行)に伴う表記をしております。

Ankerのモバイルバッテリー、Power Bank 5シリーズの最新機種(2024年4月時点)「Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65W」が発売されました。

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USB-Cが2つ、65Wの高出力で使い勝手の良い「超大容量モバイルバッテリー」

10年以上前から様々なモバイルバッテリーを使ってきたガジェット大好き「気象予報士・防災士」が本製品をレビュー。

本製品と他のAnker超大容量モバイルバッテリーの比較もしました。「737 Power Bank」や「PowerCore III Elite 25600 87W・60W」との違いを解説

>>「比較」から読みたい方はこちら

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ぜひ商品の比較検討にご活用くださいね。

超大容量モバイルバッテリーがあれば、普段使い以外に大災害の停電中も1週間ほどスマホなどを充電可能。必須の防災グッズの一つです。

>>本当に必要な防災グッズ13選はこちら

おすすめできる人

  • ガジェットは見た目の美しさも重視
  • 外出先でPC・タブレット・スマホなどを長時間使用する
    (カフェなどでコンセント探し不要)
  • 持ち運びやすい軽量タイプが良い
  • 価格が高くても高品質なモノを長く使い続けたい
    (最長2年の長期製品保証あり)
  • 防災用バッテリーとして併用したい
    (大災害時の充電源として有効)

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【スペック】Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65W|超大容量モバイルバッテリー

【スペック】Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65W|超大容量モバイルバッテリー

本製品は高出力・大容量・軽量型と良いところどりのバランスに優れたバッテリー。以下、スペックの概要です。

製品名Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65W
主な機能PCの急速充電可能
・3台同時充電可能
本体の満充電時間が超高速(3時間半)
・長期製品保証(最大24ヶ月)
・低電流モード(イヤホンなどへの充電)
バッテリー容量24,000mAh
(MacBook Air M2とiPhone14を1回以上フル充電可)
主な充電先・ノートPC
・タブレット
・スマホ
・ワイヤレスイヤホン
・カメラなど
ポート数
(差し込み口)
3つ(同時充電可)
・USB-C×2
・USB-A×1
※パススルー非対応
最大出力W数・USB-C:65W
・USB-A:22.5W
・USB-C×2 & USB-A:合計60W出力
(外側C:45W・内側C:20W・A:22.5Wまで)
・USB-C×1 & USB-A:合計67.5W出力
(外側C & A:67.5W・内側C & A:15Wまで)
・USB-C×2:合計65W出力
(外側:45W・内側:20Wまで)
重さ約500g
付属品・トラベルポーチ
・USB-C – Cケーブル(0.6m)60W
・取扱説明書
災害時スマホ
使用可能日数
(目安)
9~10日
※W(ワット):数が大きいほど時間あたりに多くの電気が充電される
※mAh(ミリアンペア):電池容量の単位
  • スマホ:iPhone12(約2,800mAh)1台
  • 充電頻度:1日半に1回フル充電
  • バッテリー容量ロス率:25%(一般的に充電時の電圧差などでバッテリー容量の20〜30%が損失)
付属品(左から):トラベルポーチ・USB-C – Cコード・説明書・外箱
付属品(左から):トラベルポーチ・USB-C – Cコード・説明書・外箱

【レビュー】これまでにない上質なデザイン・高出力・本体充電爆速・軽量化など

【レビュー】これまでにない上質なデザイン・高出力・本体充電爆速・軽量化など

従来のバッテリーから最も進化したのがデザインです。他の特徴も説明します。

【デザイン】グラデーションが美しい・ガジェット欲をそそる一品

グラデーションが美しい上質なデザイン

バッテリーの表面がコーティングされ、ツヤのある上品な見た目。従来品にはなかった特徴です。

光によるグラデーションが美しく所有欲を満たしてくれます。

ガジェット欲をそそる一品

【最大出力65W】あらゆるデバイスを急速充電

あらゆるデバイスを急速充電

USB-C単ポート使用なら65Wなので、MacBook Air M2も急速充電可能(※正確には67W必要)です。約30分で50%充電できるので、多忙なビジネスパーソンにぴったり。

USB-C2ポート使用でも45Wと20W出力なので、タブレットとスマホの同時急速充電も可能です。

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PCの通常充電+タブレット(スマホ)急速充電もOKです。

【バッテリー本体の充電爆速】たった3時間半で満充電

さらなる進化はバッテリー本体の充電時間です。

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たったの3時間半で満充電(入力30W)。

同じバッテリー容量の「Anker 737 Power Bank  PowerCore 24000」は6時間(30W入力)ほどなので驚きの早さ。

帰宅後、すぐに充電すれば、就寝前に充電完了。そのままバッテリーをバッグに入れておけば、持ち忘れもありません

【最長2年の保証付き!】5色あり/

【持ち運びに便利】類似品より100gほども軽い

類似品より100g前後軽い

重さは約500gと超大容量モバイルバッテリーに関わらず軽量。

Ankerの類似品と比べても100gほども軽いです。地味ながら、従来品からの大きな進化ポイント。

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毎日持ち運ぶユーザーにとって軽さは正義ですよね。

厚さは1円玉(24mm)とほぼ同じ26.5mm。手になじみ持ちやすいです。

大きさは500mLペットボトルより一回り小さいです。

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)ペットボトルと比較

【3台同時充電出先での会議参加・旅行先などで活躍

3台同時充電

最近はカフェなど外出先で仕事や作業をされている方が多いです。コンセント付きの席は限られ、気になるのが各デバイスのバッテリー残量

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3台同時充電できるので、バッテリー残量を気にせず、仕事に集中できます。

移動中に充電しておけば、フル充電の状態で作業を始められます。

3台出力の合計が60Wのため、PC・タブレット・スマホの同時充電が可能です。

旅先でも家族・友人のスマホをめいいっぱい充電でき、写真や動画など思い出作りの役に立ちます

【低電力モード搭載】ワイヤレスイヤホンの充電に

ボタンを2回押すとLEDランプの1つが緑色になり「低電力モード」になります(3回押すと解除)。

ワイヤレスイヤホンなど小型機器の充電に活用できますが、3ポートとも低電力になります。同時充電する際、他デバイスの充電ペースが落ちるのが弱点

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私はワイヤレスイヤホン(AirPods)を頻繁に通常充電しています。

通常モードでもAnkerには「高電圧出力防止機能」など11個の保護システムがあるため、故障の原因になるレベルではありません。

【長期保証期間】最長2年間も安心使用

Anker製品は18ヶ月間の通常保証に加え、正規取扱店から購入後、Anker公式ホームページから会員登録をすると保証期間が24ヶ月間に自動延長されます。

※一部製品は通常の保証期間と延長期間が異なるので販売ページで確認が必要

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1ヶ月〜1年の製品が多いなか、2年はかなり長いです。

Ankerは自社品質に自信があると分かります。

【注意】Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入

Ankerの正規取扱店は以下です。

  • AnkerDirect」(Amazon・Yahoo!ショッピング)
  • アンカー・ダイレクト楽天市場店」(楽天市場)

販売元は複数ありますが、上記以外の店舗だと延長保証の対象外(Anker社に確認済み)。正規取扱店で購入したい方は注文前にストア名を確認してくださいね。

【充電回数】MacBook Air M2を1回&iPhone14を1回以上フル充電!

充電回数

PC・タブレット・スマホの充電回数をまとめました。

パターンPC
MacBook Pro 16
(2021)
PC
MacBook Air M2
タブレット
iPad Pro 11
(2021)
スマホ
iPhone14
PCのみ約67%充電
PCのみ約1.3回充電
PC+スマホ1回充電約1.2回充電
PC+タブレット
+スマホ
約50%充電1回充電1回充電
タブレット
+スマホ
1回充電約3.3回充電
スマホのみ約5.5回充電
各機種は例ですので目安としてイメージください

超大容量モバイルバッテリーなので各種デバイスをたっぷり充電。外出先でPCなどを1日中タフに使う方も仕事・作業に集中できます。

【比較】737 Power Bank 24000・PowerCore III Elite 25600 87W・60W|スペックの違い

【比較】737 Power Bank 24000・PowerCore III Elite 25600 87W・60W|スペックの違い

Anker製品でスペックなどが似ているバッテリーの比較をします。比較検討の材料にしてくださいね。

先に「Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65W」のポイントを以下にまとめます。

  • MacBook Air程度の標準スペックのPCを急速充電したい
  • 100W前後の高出力は不要(MacBook Proなどは100W前後必要)
  • USB-AよりUSB-Cポート数を重視
  • 持ち運びやすさ・軽さを重視

以下は各バッテリーの比較表です。製品名をクリックすると各レビュー記事に移ります。

製品名537 Power Bank PowerCore 24000737 Power Bank PowerCore 24000PowerCore III Elite 25600 87WPowerCore III Elite 25600 60W
写真Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65WAnker 737 Power Bank (PowerCore 24000)Anker PowerCore III Elite 25600 87WAnker PowerCore III Elite 25600 60W
バッテリー
容量 (mAh)
24,00024,00025,60025,600
最大出力数65W140W87W60W
同時充電数3
USB-C×2
USB-A×1
3
USB-C×2
USB-A×1
4USB-C×2
USB-A×2
3
USB-C×1
USB-A×2
重さ500g632g573g568g
価格 (参考)11,490円19,900円12,590円9,900
備考2色あり
(ブラック/ホワイト)
PC2台充電可能
パススルー対応
販売先Amazon楽天YahooAnker公式販売ページAmazon楽天YahooAnker公式販売ページAmazon楽天YahooAnker公式販売ページAmazon楽天YahooAnker公式販売ページ
画像出典:Anker公式ページ

重さは500g以下と「Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65W」が最も軽量で持ち運びに優しいです。

Ankerモバイルバッテリー重さ比較

大きさは「PowerCore III Elite 25600 87W・60W」の方が縦長です。

高さは「537 Power Bank PowerCore 24000 65W」の方がわずか厚いです。

Ankerモバイルバッテリー厚さ比較

より価格の安い超大容量モバイルバッテリーも含めて広く比較検討したい方は以下の記事もご覧くださいね。

【徹底比較】Anker 超大容量モバイルバッテリー おすすめ7選|選び方も解説

【注意点】充電コード・電源アダプター・保管方法・海外旅行時の持ち運び

【注意点】充電コード・電源アダプター・保管方法・海外旅行時の持ち運び

バッテリーを使用するにあたって、以下4点の注意点があります。

付属品の充電コードは最大60Wまで

バッテリー付属品の「USB-C – USB-Cコード」はPD対応ですが、最大60W対応です。

※「PD」とは給電規格のことでPD非対応のコードだと急速充電できません。

最大出力65Wを活かすには、別でコードを用意する必要があります

PD対応の「USB-C – USB-Cコード」をお探しの方はApple正規品より安い以下の製品がおすすめです。

\【やわらかく高耐久】7色あり/

PD対応の「USB-C – Lightningコード」をお探しの方はApple正規品より安い以下の製品がおすすめです。

\【やわらかく高耐久】8色あり/

【電源アダプター】出力30W以上を推奨

ご自身でバッテリー本体を充電する電源アダプターの出力W数に注意です。

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本製品の強み、本体の高速充電をするには30W以上の電源アダプターが必要

30Wより高出力のアダプターでも入力は30Wが限度です。おすすめの電源アダプターは以下のアイテム。

\【最長2年半の保証付き!5色あり

【バッテリーの保管方法】充電のタイミング・長期不使用時の扱い

保管方法

安全な使用のため、バッテリーは高温多湿・直射日光の当たる場所には置かないようにしましょう(特に梅雨〜夏)。バッテリーの保管についての詳細、以下の2点をご説明します。

充電のタイミング

バッテリー残量が0になれば、早めの充電をおすすめします。

リチウムイオン電池はバッテリー保護のため、微量の容量を残しています。微量の容量がなくなると、バッテリーに損傷を与えます。

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完全放電 or 一部残量あり、どちらでもすぐに充電なら、バッテリーの寿命に大きな差はありません(Anker社確認済み)。

長期不使用時の扱い

日常的に使用しない方は、3ヶ月に1回ほどは放電と充電を行いましょう。長期間使用しないままだとバッテリーの寿命に影響がありますので、定期的な使用をおすすめします。

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忘れないために旅行・遠出用のリュックに入れておくなど、自然とバッテリーの存在を思い出せる工夫があると良いです。

海外旅行・出張時の飛行機内持ち込み】没収されるケースも

飛行機

国内旅行、また日本出国時は問題ないですが、海外からの出国時(帰国時)にバッテリーを没収される可能性があるため注意です。取り扱いはモバイルバッテリーの容量によって分かれます。

  • 20,000mAh以下:機内持ち込みOK
  • 20,000mAh超保安検査場で没収される可能性あり

日本を含めて各国ではモバイルバッテリー(リチウムイオン電池)の貨物室での預け入れは禁止されているため、客室への持ち込み(手荷物)扱いになります(国際基準)。

重要なのはバッテリーの容量や個数など細かい点は現地国・空港、利用航空会社のルールに基づき、保安検査場で確認をされることです。

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私も2019年にインドネシア、スカルノハッタ空港(ジャカルタ)の保安検査場で20,000mAh超のバッテリーをなくなく没収されました…。

あらかじめ利用航空会社のHPなどを確認、またツアーなどの場合は旅行代理店に確認しておきましょう。

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心配な方は、20,000mAh以下であれば、以下の3つのバッテリーがおすすめです。

日本の空港・航空会社のモバイルバッテリーの取扱いは以下のとおり(2024年4月現在)。

バッテリー
容量
機内持ち込み
(手荷物)
預け入れ
〜27,027mAh未満×
27,027〜43,243mAh
(2個まで)
×
参考:国土交通省資料等(一般的なモバイルバッテリーの「公称電圧:3.7V」を前提に計算)

機内持ち込みには「短絡(ショート)防止措置」が義務付けられています。要はバッテリーを裸にするのはNG、収納ケースやポーチに入れておけばOKです。

【補足】インドネシアの空港でのモバイルバッテリーの取扱い(2024年4月現在)

現在はインドネシアでも日本の取扱いとほぼ同様です。

本レビューのモバイルバッテリーの機内持ち込み(手荷物)が可能です。

参考:Garuda Indonesia 航空公式HP

【防災グッズ】Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65Wは大災害時に役立つ!

停電

超大容量モバイルバッテリーは大災害などによる長期停電時にスマホなどを充電するのに欠かせません。被災から1週間ほどは自力で自分や家族を守らないといけません

超大容量モバイルバッテリーは最低限用意すべきアイテムです。理由の詳細は以下の記事をご覧ください。

【徹底比較】Anker 超大容量モバイルバッテリー おすすめ7選【選び方も解説】

【まとめ】Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65Wをおすすめできる人

【まとめ】Anker 537 Power Bank PowerCore 24000 65Wをおすすめできる人

従来品にはなかった上質なデザインのバッテリー。ガジェットの見た目にこだわる方に特におすすめです。スペックも申し分なく、超大容量モバイルバッテリーとしては軽め。

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毎日の持ち運びにも負担になりません。

本体の充電時間も3時間半と従来品の半分ほどで時短にもなります。忙しい人には助かる機能ですよね。

防災グッズとして、長期停電時も1週間ほどはスマホの充電に困りません。以下、おすすめできる人のポイントです。

おすすめできる人

  • ガジェットは見た目の美しさも重視
  • 外出先でPC・タブレット・スマホなどを長時間使用する
    (カフェなどでコンセント探し不要)
  • 持ち運びやすい軽量タイプが良い
  • 価格が高くても高品質なモノを長く使い続けたい
    (最長2年の長期製品保証あり)
  • 防災用バッテリーとして併用したい
    (大災害時の充電源として有効)

【最長2年の保証付き!】5色あり/

【USB-C – USB-C】7色あり/

【USB-C – Lightning8色あり/


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