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消費者庁の景品表示法の一部変更(2023年10月1日施行)に伴う表記をしております。
地震や豪雨など災害が多く、不安な方は多いのではないでしょうか。
被災すると、体の負傷や自宅の損壊などで暮らしが一変します。突然の出来事です。
気になるのが今後の大災害です。
どのような災害が発生し、どのような影響があるのか。
本記事では「気象予報士・防災士」、防災の専門家が以下の項目を解説します。
せまり来る大災害を知り、防災をしっかり進めましょう。
【予想される大災害】大地震の発生確率は90%超!
今後起こりうる、大地震や台風の凶暴化、津波の被害を説明します。私たちが生きている間の話です。
明日起こっても不思議ではありません。
想定される大地震を大きく以下3つに分けます。
主な大地震 | 発生確率 | 補足 |
---|---|---|
南海トラフ巨大地震 | 30%(10年以内) 70〜80%(30年以内) 90%超(50年以内) | 大津波の発生も想定される |
首都直下型地震 | 70%程度(30年以内) | 東京都心を中心に震度6強〜7 |
30年以内の大地震 | 場所による (東京/名古屋/大阪などは26%以上) | − |
かなりの確率で生きているうちに被災します。
日本全国で大地震が起こる恐れがあります。
鳥取・島根県など確率が低い場所=安心ではありません。
実際に2016年の熊本地震は当時発生確率が1%未満のエリアで発生しました。日本はどこでも防災が必須です。
最新の研究では、今後の台風は以下のことが予測されています。
- 降水量は14%増加
- 最大風速は5%増加
- 浸水レベル上昇(温暖化の海面上昇も一因)
参考:Tropical Cyclones and Climate Change Assessment: Part II: Projected Response to Anthropogenic Warming (Supplement) : WMO (2020)
今までは被害出にくい地域・建物なども損害を受ける可能性があります。
台風だけでなく、線状降水帯などの暴風雨にも注意。近年、増加中の危険な現象です。
東日本大地震では津波で大きな被害を受けました。
南海トラフ巨大地震でも津波の発生が予測されています。
以下は大阪府の「津波浸水想定図」。津波がどの範囲まで広がるのか地図に表しています。
大阪の場合は地震発生から最短1時間50分で津波が到達(1m超の津波の場合)。
梅田駅付近は最大2mの浸水です。
【確認必須】自宅の災害リスクをハザードマップで調べよう!
地震や津波以外にも火山噴火や土砂災害、洪水など多くの災害があります。
ご自宅や職場、学校にどのような危険があるか調べてみましょう。
防災資料「ハザードマップ」から確認できます。
確認方法は以下の記事をご覧くださいね。
\【自宅は大丈夫?】水害・土砂災害リスク/
\【命と財産を守ろう】地震・津波・火山噴火リスク/
【ライフライン】復旧には3ヶ月ほども時間がかかる
大災害が起こると、電気・ガス・水道などの生活インフラが止まる可能性があります。
以下は東日本大地震時の各インフラ設備の復旧期間です。
種類 | 復旧期間(復旧率約9割) |
---|---|
電気 | 約1週間 |
ガス | 約1ヶ月〜2ヶ月 |
水道 | 約1ヶ月〜3ヶ月 |
自治体や自衛隊の支援がくるまで、最低3日〜1週間分の備蓄が必要。
今すぐに備えることが重要です。
【最低限】防災グッズ 絶対に必要なモノ13選 チェックリスト付き
【最低限】防災グッズ 絶対に必要なモノ13選|各アイテムを紹介
次は防災グッズの準備です。自治体の備蓄品リストより必要なグッズを13種類に厳選しました。
【最低限】防災グッズ 絶対に必要なモノ13選 チェックリスト付き
みなさん共通で必要なグッズです。
自治体の備蓄品リストは必要なものが機械的に算出され、実態より多くなる傾向があります。
詳しくは以下の記事をご覧くださいね。
\【必見】本当に必要なアイテムを13種類/