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消費者庁の景品表示法の一部変更(2023年10月1日施行)に伴う表記をしております。
ウォーターサーバーのメリットは大きいです。ただ、基本知識やデメリットをよく理解しないまま契約し、後悔する人が多いのも事実。
多くのウォーターサーバーがあり、料金も分かりにくいですよね。
本記事では、ウォーターサーバーの基本からデメリット・メリット、料金体系などを解説します。基本知識がグッと深まるので、サーバー設置後に後悔しません。
防災士の私が大災害時に役立つサーバーもご紹介します。
生活・育児が楽になり、断水時に役立つウォーターサーバーを5種類厳選しました。
ぜひ納得されてからベストのウォーターサーバーを設置くださいね。
【種類】ウォーターサーバー|宅配・水道直結・浄水タイプの3つ
ウォーターサーバーは主に以下の3種類あります。
本サイトでは「宅配タイプ」をおすすめしています。「水道直結・浄水タイプ」は断水すると使えないからです。それぞれのタイプを説明します。
ウォーターサーバーで最も一般的なタイプです。
メリット
- お好みの場所に設置できる
- 断水してもお水を飲める
デメリット
- ウォーターボトルを都度補充しないといけない
日常生活では便利なタイプです。
メリット
- お水の補充が不要
デメリット
- 水道管につなげる初期工事が必要
- キッチン回りにしか設置できない
- 断水時に使えなくなる
こちらも日常生活では便利なタイプです。
メリット
- お好みの場所に設置できる
デメリット
- 水道水を都度補充しないといけない
- 断水時に使えなくなる
3種類とも安心安全なお水です。ただ、防災上「宅配タイプ」がベストです。巨大地震はいつ起こってもおかしくありません。
断水したときにお水が飲めないと意味がありません。
断水に備えて「保存水」を用意している方は「水道直結・浄水タイプ」で問題ありません。
【デメリット】お水/電気代などのコスト・場所を取る・解約違約金
ウォーターサーバーのデメリットは大きく以下の3つあります。
- お水・電気代などのコスト(毎月4,000〜4,500円ほど)
- 設置するスペース(A4×2枚分のスペース)
- 解約違約金(10,000〜16,500円ほど)
ウォーターサーバーの料金はお安い種類で毎月3,500円前後。電気代は毎月500〜1,000円ほどです。
トータルで毎月4,500円ほどかかります。
家族が多いと飲むお水の量も増えるので、より高くなります。
家族構成 (飲用) | 消費量 (目安) | トータル料金 (目安) |
---|---|---|
1人 | 24L | 4,500円 |
2人 | 36L | 5,500円 |
3人 (夫婦+子供) | 48L | 6,500円 |
4人 (夫婦+子供2人) | 60L | 7,500円 |
市販のミネラルウォーターとコストの比較をします。
・ウォーターサーバー:4,500円
・市販のミネラルウォーター:1,200円(2Lのペットボトル12本×100円)
⇒ウォーターサーバーの方が毎月3,300円高い
ウォーターサーバーの方が毎日100円高いです。ただ、すぐに冷温水が飲める・重いペットボトルを運ばなくて良いなどメリットがあります(詳細は後述)。
生活が豊かになるサーバー。ただ、本当に必要かよく考えましょう。
ウォーターサーバーは家電です。A4サイズの紙2枚分のスペースに高さ50cm〜140cmほどの大きさ。
自宅のスペースが限られる場合は、事前に置き場所をイメージしておきましょう。
補充・備蓄用ウォーターボトルの保管場所も必要です。
こちらも置き場所を事前にチェックしましょう。
>>必要な備蓄量の詳細はこちら(1人につき3L × 3〜7日分)
ただ、ウォーターボトルは10L前後と大容量なので、ペットボトルを数〜数十本備蓄するより場所は取りません。
ウォーターサーバーは1〜3年の年間単位での契約がメインです。契約期間内にやめると解約違約金10,000〜16,500円ほどかかります。
ただ、ウォーターサーバーの「乗り換え」は、乗り換え先が違約金を負担し、実質無料になる場合が多いので問題ありません。
さらにお水の配送を中断できるサーバーもあります。
お水の配送を中断し、月額料金を一時的に下げられます。ウォーターサーバーをあまり使わない期間は、注文せずに月額料金を下げて対応しましょう(詳細は後述)。
【メリット】身体に良いお水・パッと出る冷温水・1分でミルク作り・自宅がカフェに・お水の備蓄
ウォーターサーバーのメリットは多くあります。暮らしが豊かになり、非常時も飲料水に困りません。
- 身体に良いお水を飲める(水道水はカルキ入り・口に合わないことも)
- パッと出る冷水・温水でQOLアップ(お水を飲む習慣がつく)
- ミルク作りが1分でできる(パパママの味方)
- カフェ機能付きならコーヒー・お茶がその場で飲める
- もしもに備えた水の備蓄ができる(水は防災グッズで一番重要)
水道水は安全です。ただ、カルキなどの添加物が含まれ、人によっては口に合いません。
自宅周辺の給水管が劣化していると鉄さびを含んでいる可能性が高いです。
健康のためには「天然水」がベストです。
特に体がデリケートで胃腸の弱い赤ちゃんには「天然水」を飲ませたいです。
さらに市販の重いミネラルウォーターを運ばなくて良いです。
ボタン一つでお水が出るので、朝の忙しい時間帯でも簡単に水分補給できます。温度調整もできるので、お湯で体・胃腸を温められ、目覚めが良くなります。
料理でも天然水のミネラルが加わり簡単においしいご飯を炊けます。
熱湯も出るので、インスタントラーメン・コーヒーをすぐに飲食できます。お水を沸かす手間をカットできます。
育児パパママが避けて通れないのが赤ちゃんのミルク作り。
特に真夜中や大泣き中の作業は大変…。
ウォーターサーバーなら、お湯がすぐ出るので1分もかからずミルクを作れます。冷水も出るので、温度調整も簡単です。
水道水はカルキ抜きなどでミルク作りに10分ほどかかります。かなり時短でき育児が楽になります。
ウォーターサーバーがカフェ機能付きなら、コーヒーやお茶をその場で簡単に作れます。帰宅後すぐにくつろげます。
外出前やお客様が来たときに、飲み物をすぐに用意できるのもうれしい。
コーヒーメーカーがいらないので、家電の収納スペースを減らせます。コップや砂糖、ミルクなどをサーバー周辺にまとめておけば、ほとんど移動せずに飲み物を作れます。
おしゃれなカフェタイムを手軽に楽しめるだけでなく、スッキリとした空間にもなります。
ウォーターサーバーは非常時にも役立ちます。替えのウォーターボトルを置いておけば水の備蓄になります。
断水は1週間ほど続くこともあります。水は生きるのに欠かせません。
備蓄水は防災グッズで真っ先に用意すべきアイテムです。
>>必要な備蓄量の詳細はこちら(1人につき3L × 3〜7日分)
【一覧】ウォーターサーバーのメリットとデメリット
ウォーターサーバーのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 身体にやさしいお水を飲める
- パッと出る冷水・温水でQOLアップ
- 赤ちゃんのミルク作りが1分でできる
- 災害に備えた水の備蓄ができる
デメリット
- 市販のミネラルウォーターより高い
- ウォーターサーバーの置き場が必要
- 契約をやめるには違約金がかかる
後悔しないようにメリット・デメリットをよく理解されてからウォーターサーバーの導入を決めてくださいね。
【料金体系】分かりやすく解説|宅配タイプのウォーターサーバー
ウォーターサーバーの料金体系は複雑で分かりにくいです。後から「思っていた料金より高い」とならないよう、どこよりも分かりやすく説明しますのでご安心ください。
毎月のウォーターサーバー代の内訳は上図の5つに分けられます。それぞれ解説します。
料金の大半がお水代です。家族の人数や使い方(料理にも使うなど)により料金が変わります。以下は家族構成ごとの目安です。
家族構成 | 消費量 (目安) | お水代 (目安) |
---|---|---|
1人 | 24L | 3,500円 |
2人 | 36L | 4,500円 |
3人 (夫婦+子供) | 48L | 5,500円 |
4人 (夫婦+子供2人) | 60L | 6,500円 |
多くは送料無料です。ただ、沖縄や一部離島などは500円ほどかかることがあります。
多くは0〜500円ほどです。ただ、カフェ機能付きや高いデザイン性のサーバーは1,000〜2,000円ほどかかります。
サーバーの破損を補償する700円ほどのオプションなどがあります。ただ、故障時のメンテナンスはほとんどが無料です。
500〜1,000円ほどかかります。多くのサーバーはお水の温度調整を弱めるECOモードがあります。冷水や熱湯を使わない場合は、ECOモードで電気代を節約できます。
以上の料金が毎月発生します。決して安い値段ではありません。
価格に見合うメリットがあるかよく検討しましょう。
すべて合わせた費用を掲載します。実質払う料金です(目安)。
家族構成 (飲用) | 消費量 (目安) | トータル料金 (目安) |
---|---|---|
1人 | 24L | 4,500円 |
2人 | 36L | 5,500円 |
3人 (夫婦+子供) | 48L | 6,500円 |
4人 (夫婦+子供2人) | 60L | 7,500円 |
【お水の種類】天然水とRO水の2種類
ウォーターサーバーのお水には「天然水」と「RO水」の2種類があります。
- 天然水:自然の浄水によりミネラルが豊富で健康に良い
- RO水:人工的に浄水された水でミネラルが少ない・天然水より安い傾向
赤ちゃんには、ほぼ純水のRO水が良いですが、天然水でもまったく問題ありません。
現在はミネラルが含まれ口当たりの良い、天然水が主流です。
どちらを選ぶかは、お水の使い方や個人のお好みに合わせて決めると良いでしょう。
【ウォーターボトルの種類】使い捨てタイプと使い置きタイプの2種類
ウォーターサーバーのボトルには「使い捨てタイプ」と「使い置きタイプ」の2種類があります。以下に特徴をまとめます。
メリット
- 使い終わればすぐに捨てられる(ほぼペットボトル)
- ボトルを圧縮できるのでスペースを取らない
デメリット
- 形状により微量のお水がボトルに残る
メリット
- ハードな素材で持ちやすく衝撃に強い
- 形状が変わらないのでお水を最後まで使い切れる
デメリット
- 空容器がたまる(お水の配送時に業者が持ち帰る)
サーバー会社によりボトルの種類が異なります。
現在は使い勝手の良い、使い捨てタイプが主流です。
当サイトのおすすめのウォーターサーバー5選ではボトルの種類も分かるようまとめております。
【まとめ】失敗しないウォーターサーバー選びをしよう
ウォーターサーバーは安くはありません。ただ、その分メリットは大きいです。
暮らしが健康的に、貴重な時間の節約や育児も楽になります。
水の備蓄になり、断水時の飲み水を確保できます。QOL向上と防災どちらもでき一石二鳥です。
以下記事でおすすめのウォーターサーバーをご紹介しています。すべてコスパ最強で防災アイテムとして優秀です。多くのウォーターサーバーから5種類に厳選。価格や機能性などニーズごとにもランキングしました。
ぜひご自身にぴったりのウォーターサーバーを見つけてくださいね。
サービス名 | 月額料金 (ほぼ実質金額) ※電気代除く | 500mL 換算 (最安値) | 水の 種類 | ボトルの 種類 | 主な特徴 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|
プレミアム ウォーター | 3,542円~ | 80円 | 天然水 | 使い捨て | ・契約者/人気No.1 ・子育て割引 ・サービス中断可能 | 口コミなど |
うるのん | 3,570円~ | 74円 | 天然水 | 使い捨て | ・コスパ最強 ・子育て割引 ・乗り換え割引 | 口コミなど |
アクアクララ | 550円~ ※水代は別途 (2,808円~) | 70円 | RO水 | 使い置き (ガロン) | ・水を好きなタイミングで注文可 ・カフェ機能付きサーバーあり ・子育て割引 ・乗り換え割引 | 口コミなど |
フレシャス | 0円~ ※水代は別途 (4,992円~) | 85円 | 天然水 | 使い捨て | ・カフェ機能付きサーバーあり ・サービス中断可能 ・乗り換え割引 | 口コミなど |
アルピナ | 629円~ ※水代は別途 (3,758円~) | 58円 | RO水 | 使い置き (ガロン) | ・最安値 ・水を好きなタイミングで注文可 | 口コミなど |
デイリー ウォーター (番外) | 3,974円~ | 83円 | 天然水 | 使い捨て | ・最長119日中断可能 ・契約最短6ヶ月 | 口コミなど |
【選び方解説】おすすめのウォーターサーバー5選|備蓄できる・断水時も安心!
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